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2017年 9月21日 私の書評Vol.2

「書評(書籍紹介)Vol.2」は「佐藤吉彦著、満州1、2、3、4」である。
今回は、書評と言うより書籍紹介と言う方が適切かも知れない。

1 今年9月始めに、来年3月24、31日にNHK総合で、主演内野聖陽で特集ドラマ「どこにもない国」を放映する旨の
発表がなされた。
ポール邦昭丸山著「奇跡の脱出」を原案に、終戦後、旧満州に取り残された150万人を超える日本人の帰国を
実現するために奔走した男たちを描くとのことである。  
  また9月13日午後9時から、NHKBSプレミアムの「自伝なかにし礼」の中で
作詞家兼作家のなかなし礼の戦争体験=満州体験が放映されていた。
  戦前、一家で小樽から満州牡丹江に移住し末弟のなかにしは牡丹江で生まれた。
一家は、関東軍御用達の酒造業で成功し裕福な生活を送っていたが、敗戦後命かながら日本に引き揚げたとのこと。
その様子は小説「赤い月」(旧満州を舞台に、一人の女性の満州引き揚げを描いたなかにしの自伝的小説)に描かれ、
常盤貴子主演で映画にもなった。
 戦前満州に住んでいた日本人が、徐々に減少している昨今、改めて「日本人にとって満州とは何だったのか。」、
「何故日本人は満州に渡ったのか。」、 「日本人は如何にして満州から引き揚げたのか。」等を
今一度考えて見ようということなのだろうか。
「書評Vol. 1」で取り上げた船戸与一著「満州国演義全9巻」も、日本人と満州のかかわりについての貴重な労作であるが、
今回紹介する佐藤吉彦著「満州1から4」も新たな角度から満州と日本人とのかかわりを照射するものであり、
非常に興味深いものがあり、それが書評(書籍紹介)を書く理由である。


2 あらすじ
① 「満州1 ハルビンの雷鳴」
満州事変の砲声が轟く北満の国際都市ハルビンに迫る関東軍の野望、日本人青年とロシア娘の愛の命運は・・・?
極東の小モスクワ・ハルビンは、玉ねぎ屋根の寺院や欧風建物の立ち並ぶロシア人の町である。
元々はシベリア鉄道のバイパスである東支鉄道建設の基地だったが、
ロシア革命後多くの亡命白系ロシア人が流れ込み、第二の故郷を夢見て住み着いた。
日本人は満州事変当時は三千五百人が住んでいた。

② 「満州2 誰の大地」
満州国旗はためく下でー
理想国家建設の美名に隠れた日本軍の土地収奪。銃剣に激しく抵抗する中国農民の血と屍を見よ!
戦後、苦難にさらされた、多くの中国残留孤児 を生んだ満蒙開拓団。
国策の元、満州に渡った人たちの悲劇の原点がここにある。
入植地確保のための関東軍による中国農民からの強制的な土地買収は、日中双方の農民を地獄へと追いやったのだ。

③ 「満州3 パルチザン彷徨」
匪賊として満州の地を追われた反満抗日パルチザンー
満州国建設の途上、それに携わる多くの日本人の生命を脅かし恐怖に陥れた匪賊は、
反満抗日を掲げる共産匪に糾合され、日本を侵略者として排除しようと立ち向かってきた。
だが、関東軍の猛烈な討伐でたちまち制圧され、満州は急速に日本化されていった。

④ 「満州④ 黄砂の行方」 
感動のスペクタル、ついに完結ー
日本の敗戦で満州国は消滅し、満州に理想の国家を夢見た満州開拓団の人達は、
現地農民の恨みを一身に受けて入植地を追われた。
さらにソ連の満州進攻により、女達はソ連兵に犯され、避難の足手まといになる子供達は
親に棄てられたり絞め殺される等修羅の巷と化す。物語は緊迫のクライマックスに。

3 書評(読書感想文)は、追って掲載します。
なお、私の亡父鈴木昭作が書き溜めた「満蒙開拓青少年義勇軍体験記」を現在編集中であり、
来年末までには完了し出版する予定であります。

以上



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