コラム

コラム・ロイヤー鈴木のグルメランチ百選:Vol.26 改訂版

2013年03月22日

2013年3月26 コラム・ロイヤー鈴木のグルメランチ百選:Vol.26 老正興 改訂版

グルメランチ百選Vol.26改訂版です。

本日は、石巻出張、現地示談交渉成立後に、石巻駅前に事務所を構える前田弁護士を誘って、繁華街立町の上海料理の老舗「老正興」に、震災後初めて行って来ました。

お目当ては「排骨炒飯 – パーコーチャーハン(ポークソテー乗せ炒飯)」です。
 

更に来店客の誰もが注文するサイドメニューが「餃子」です。
一人前が10個なので、二人でちょうどです。この二人前の壮観さを見て下さい。

これ以上の説明は要らないでしょう。いただきます。そしてご馳走様でした。

お代金は、パーコーチャーハンが850円、餃子が450円、2人で2150円でした。1人1075円です。

12時前に一番客として入店したのですが、その後続々と客が入り、隣りのテーブルの4人は、当店のもう一つの人気メニューの「五目焼きそば」と餃子二人前を注文しました。

同行した前田弁護士は次は「五目焼きそば」を注文するとのことです。
立町界隈は津波が押し寄せ、亡くなった方も多く、廃業、移転に追い込まれた所も多いのですが、横浜から石巻に来て開業53年、マスターの逞しさに感心しきりです。

「俺には定年がない。」とのマスターの言葉に拍手喝采です。
常連客のために命ある限り「加油」。

なお「老正興」をインターネットで検索すると上海の有名な菜館で、北京にも系列の店があるようです。
53年前にどのような経緯でマスター夫妻は横浜から石巻に来たのか想像が膨らんで来ます。 再見。

《お店情報》
老正興(ろうせいこう)

電話番号:0225-22-1515
住   所:宮城県石巻市中央2-2-2
(事務員調べ) 

【追記】
午前中の登米支部出張の帰りに南三陸自動車道の石巻河南インターで降りて、久しぶりに「老正興」に行って来ました。
ここは、住所は石巻市中央ですが、石畳の商店街の立町の中程にあります。
周辺は2メートル位の津波が来て廃業ないし移転を余儀なくされた店も数多です。

うちの若手弁護士の渡邊先生と武田先生は、石巻の仕事があって二度程私の事前了解なしに「老正興」に行ってなんと「排骨炒飯」と「餃子」を食べたとの由。
さてこの日のお目当てはもう一つの名物「五目焼きそば」です。
焼きそばの上に載っている五目あんかけは具材といい味といい見た目といい、他の追随を許しません。
長年に渡りファンを引きつけてきたことが分かろうというものです。
もちろん名物の「餃子」も注文します。ただ一人で10個はやはり多いです。残りの5個は持ち帰りました。

前回も述べたように、この店「老正興」は上海料理の名店なのです。
本場上海の店「館菜興正老」(左読みです)の写真を見つけましたので掲載します。
死ぬまでに一度行って見たいと思う次第です。