コラム

私の大相撲ダイジェストVol.6(弁護士 鈴木忠司)

2019年03月05日

3月10日(日)から今年の春場所(三月場所・大阪場所)がエディオンアリーナ大阪で始まります。 

「私の大相撲ダイジェストVol.6」は、「平成最後の大相撲がっぷり総見(春場所を百倍楽しく見る極意)を見る。」です。
Vol. 5で紹介しましたが、毎場所1週間前の土曜日昼にBSフジで、朝日山親方(琴錦)と唐橋ユミアナが、先場所を振り返りながら、今場所の展望を語り合います。
今回は3月2日(土)午後2時からでした。
現役時代にスピードと技の切れ味でならした平幕優勝2回を誇る相撲界切っての理論家親方とこれぞ元祖すー女(祖父仕込み)の掛け合いは、超納得の面白さです。
よって、今回も番組を再現します。

1 横綱稀勢ノ里の引退
初日から3連敗してついに来るべきものが来た。
引退会見では、「横綱としての責任を果たせなかったことには悔いが残りますが、17年間の土俵生活に一片の悔いもありません。」と。

5度の横綱挑戦と失敗。年間最多勝、12度の準優勝。初優勝で横綱昇進。
怪我を押しての連続優勝。その後の度重なる途中休場。3場所連続の全休。
その間、晴れやかな表情は一度足りとも見ることはできなかった。
しかし、初場所後の大相撲トーナメント中継では、ゲストを務め、表情は明るく、なかなかの解説であった。

荒磯親方として、後進を育成し、相撲協会の顔になることでしょう。

思い出の一番は、横綱白鵬の64連勝を阻止した一番でした。
白鵬東の正横綱(25歳)、稀勢ノ里東前頭2枚目(24歳)、正に大金星でした。

2 荒れる春場所の主役
(1) 関脇玉鷲
先場所は34歳で歴代2位の高齢で幕内初優勝。2場所連続優勝すれば大関昇進。

春場所への極意「気負わず平常心で自分の相撲を取り切れ切れ‼」

(2) 関脇貴景勝

白鵬を破り技能賞獲得。押していなす、立派な技能。
初場所まで3場所合計33勝を上げたが、千秋楽に大関豪栄道に電車道で負け昇進を見送られたので、ご当地大阪で再度大関取り。

春場所への極意「先のことにとらわれず、突き押しに徹せよ‼」
因みに、豪栄道は、出身高校埼玉栄の大先輩で、貴景勝が弱くて負けたのではなく、豪栄道が、大関、先輩の意地で最高の立ち合いをし、貴景勝が珍しくあわてたので負けたとの解説でした。

なお、貴景勝は、埼玉栄時代、ベンチプレス200kgを記録しているそうです。
(3) 御嶽海

先場所は、5勝して怪我をして、再出場して横綱白鵬を破り、8勝して殊勲賞。

春場所への極意「白鵬に勝った相撲が原点‼押しに徹せよ‼」

(4) 大関高安

大相撲トーナメント初優勝。荒磯親方の解説によれば、横綱になるには、左四つ右上手の確立が必須である。
毎日、田子ノ浦部屋の土俵で元横綱と稽古できる環境は、一人だけ豪速球バッティングマシンを持っているようなものであり、今年中の横綱昇進の可能性は濃厚と見た。

3 注目の小兵力士
(1) 照強(伊勢ヶ濱部屋)169cm 、116kg 大量の塩まき、新入幕、足取り(猫だまし)

「前に出る直線的な攻めの強さを身につけろ‼」

(2) 炎鵬(宮城野部屋)ー168cm 、100kg 十両、「相手を正面に置かず、左右問わずに回りこめ‼」

4 気になる力士
(1) 石浦ーますますマッチョになって再入幕、目標10番。
(2) 宇良ー西幕下36枚目、後もう少しで再十両。
(3) 照ノ富士ー序ノ口から再出発、35連勝(7連勝×5場所)で再十両か?。
(4) 豊ノ島ーアキレス腱断裂から復活再入幕。

5 39歳元西関脇豪風の引退

秋田県(北秋田市)出身、中大、学生横綱、22歳で幕下15枚目格付け出しデビュー、初めての相手安馬(18歳)を押し出し、10年後出世した安馬改め横綱日馬富士と対戦しやはり押し出して金星、17年間の土俵生活、尾車部屋(親方大関琴風)の弟弟子嘉風、押尾川親方。
以上